※この紹介はいくつか「化物語」のネタバレを含んでおります。
お気をつけ下さい。
阿良々木 暦(あららぎ こよみ)
<物語>シリーズの主人公。私立直江津高校3年生。
春休みに遭遇した怪異絡みの事件で吸血鬼もどきの人間となる。吸血鬼性は「筋力や五感の強化」「再生能力」がわずかに残るだけで、吸血衝動や日光などの弱点は存在しない。暦を吸血鬼化させた忍野忍に血液を与えることで、吸血鬼性を多少強くすることができる。
春休み以降、身の回りで怪異絡みの事件がいくつか起き、それを解決する手助けを行ってきた。
現在、戦場ヶ原と交際中。戦場ヶ原と同じ大学を目指すため、彼女と羽川に勉強を教えてもらっている受験生でもある。
阿良々木 火憐(あららぎ かれん)
阿良々木 月火(あららぎ つきひ)
暦の妹達。姉妹で町の平和を守る活動をしており、「栂の木二中のファイヤーシスターズ」と呼ばれている。姉の火憐が実践担当で、妹の月火が参謀担当である。
忍野 忍(おしの しのぶ)
吸血鬼の残りカスともいうべき存在。
「怪異の王」とまで呼ばれた最強の吸血鬼「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」であったが、春休みにその吸血鬼性の大半を失っている。「吸血能力」「物質創造スキル」は残っているが、日光などの弱点は存在しない。
現在は暦の影に封じられた状況であるが、そこを自由に出入り出来る。また、暦の血を吸うことで、自身の吸血鬼性を回復することも出来る。
戦場ヶ原 ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ)
私立直江津高校3年生。暦のクラスメート。
「重し蟹」という蟹の怪異に行き遭ったことがあり、暦がその解決に手助けをしたことをきっかけに交際を始める。
本人はツンデレと言っているが、ツンで収まらないほどの毒舌家でもある。
八九寺 真宵(はちくじ まよい)
ツインテールの小学生。
実は「迷い牛」という蝸牛の怪異であり浮遊霊。
暦の名前を噛むことから始まるやりとりなど、暦とはかなり親しい間柄。
神原 駿河(かんばる するが)
私立直江津高校2年生。暦の後輩。
バスケ部のエースだったが、猿の怪異がらみの事件で引退。BL好きな腐女子であり、マゾでもあり、露出癖がある。同性愛者でもあり戦場ヶ原に強い恋心を抱いていたが、今は暦との仲を応援している。また、暦のことをやたらと賞賛する。
部屋の片付けが苦手で、月に2回ほど暦が片付けに行っている。
千石 撫子(せんごく なでこ)
公立七百一中学校2年生。
月火の幼馴染であり、小学生の頃から暦に想いを寄せている。
暦が中学生になってからは疎遠となっていたが、蛇の怪異がらみの事件に巻き込まれた千石を暦が助けたことで交流が戻った。
羽川 翼(はねかわ つばさ)
私立直江津高校3年生。暦のクラスメート。
委員長にして学年トップの優等生。
猫の怪異絡みの事件を経て現在に至る。
博識であり、分析力や推理力も優れているため、何でも知っているように見えるが、そのことを指摘すると「何でもは知らないわよ。知ってることだけ」と謙遜する。
忍野 メメ(おしの めめ)
アロハシャツを着た、日本全国を放浪する怪異の専門家。
暦たちに怪異への対処法をアドバイスしてきたが、現在は既に別の町へ旅立っている。忍に怪異の知識を授けた。
貝木 泥舟(かいき でいしゅう)
「偽物の怪異」を専門とする詐欺師。
戦場ヶ原一家を詐欺にかけたり、千石も巻き込まれた悪質なおまじないを広めたりしてきた。何よりもお金を愛する。